(前書きより) 目は人間の要であり、心身のあらゆる領域に関連があり、様々な働きと連動しています。したがって、そのような目の働きには病気とまでは言えないまでもさまざまな落とし穴があるのです。 眼精疲労や疲れ目はそのような落とし穴の一例であり、その結果として、眼病ではなくとも、視力が低下する事態が生じます。 さらに、そのような目の状態と密接に連動して、肩こりや首こりや頭痛や不眠なども生じています。多くの人はその関連に気付いていません。 私見によれば、パソコンやTVゲームを長時間使用する機会の多い方はもちろん、現代人のかなり多くの人が、そのような目の落とし穴にはまりこんでいます。 本書では、「目と手をつなぐライン」に焦点を当てた簡単な技術を紹介しました。その主な戦略は、目に大きな影響を与える目・首・肩・腕・手の流れに沿って適切な刺激をすることです。本書の第2章、第3章はそのための方法の解説にあてられています。皆さんが本書の方法を通じて、目に関わる疲労を改善し、やがては、眼力も強化されて、よりよい日々を送られることを祈ります。 青春出版社。2001年初版。 定価:950円(税込)。 |
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